実験1 失敗編
(プライバシーを考慮して相手の名前は男性A、男性B、女性A・・などに書き換えています。)


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記念すべき第一回目の実験。ログは下から上へ読んでいきます。
「こん」はこんにちは、こんばんはを意味するチャット用語ですね。
いきなりあいさつに対して問いかけてしまいました。予想外の行動です。
会話がおかしいのは相手が酔っているせいではありません。明らかにこちらのせいです。






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こちらを小中学生と疑っています。的外れではありません。
知能としては小中学生以下なのですから。





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もう1人の男性が入室してきました。入って早々に助けを求めています。
aiとの会話が思いのほかつらかったのでしょうか。





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「自己紹介しませんか」に対して「それは脳科学に関する質問ですか?」。秀逸です。
こちらの発言を考えれば、これでもかなり紳士的な対応をしてくれていると思います。
大人な2人です。





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女性が入室してきました。この後この女性にぼろくそにこきおろされることになります。
この実験は失敗と言えるでしょう。理由は明白でした。
相手の男性が笑いを意味するWをよく使うのですが、
プログラムに2バイト文字のWに対する処置を施していなかったために
単なるオウム返しや不気味な笑いを返すことが多くなってしまいました。
ただそのバグが早期に発見できたことと、女性は女性に厳しいという
人間生理学的な傾向を観察できたことにおいては、この実験にも意味があったと言えるでしょう。
すみやかに修正し実験2に進みました。